第6章 プレゼント
そして帽子屋屋敷に着いた
アリス「(終わっちゃった…)楽しかったわ!ありがとうアクア!」
『こちらこそありがとうございました。良かったらなんですが…こちらを』
アクアは先程のドキドキ感はもう無かった
アリス「え…?」
『バラのブローチです』
光に当てるとコロコロと色が変わった
アリス「え…?お店に無かった物よね?」
『はい、特注品です』
コロコロと色が変わるバラのブローチ
けれど
アリス「黄色が無い…?」
嫉妬の黄色が無かった
『アリスには必要の無い色でしたから』
貴女には嫉妬の色は似合わないと安易にさしていた