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2人目の余所者

第6章 プレゼント


『おや?安くないですか?』

「あぁ、主人がアクアには世話になっとるから安くしてやれって。恥ずかしがり屋なの」

アクアは微笑んで、お礼を言った

『アリス、喜んでくれますかね?』

「大丈夫よ。あんたの目利きは有名なのよ」

そう女将に言われたアクアは、代金をしっかり払って外へ出る

アリス「もう終わったの?」

『はい。アリスをいつまでも1人にはしておけませんから』

そしてアクアは再びアリスの手を引いて歩き出す

アリス「荷物くらい持てるのに…」

『ふふ、アリスは私の手を持ってて下さい』

揶揄う様に微笑むアクアに再びアリスは再び胸が高なった
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