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2人目の余所者

第6章 プレゼント


『そうですか?』

アリス「そうよ!だって私の欲しい物買ってくれて、我儘も聞いてくれて…」

『アリスだからですよ。特別です』

コトンと置かれた紅茶
アリスはそれを飲む

アリス「ねぇ、アクア…」

『なんですか?アリス』

アリス「どうしてそんなにも優しいの?私なんか…」

『アリス。私は優しくありません。これはエゴです』

アリスの不安さえアクアは取り除いてしまう
アリスにはそれが嬉しく、少しだけ羨ましく感じる

アリス「やっぱり優しいわ」

『ふふ、ならアリス限定です』

お互いに紅茶を飲みながら話す
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