第5章 喫茶店開店
『(ここは…暖かいですね…)』
ほっこりしながらアクアは客を捌いていく
「あ!お兄ちゃん!」
『おや、今日は可愛いお客様もご一緒で』
パタパタと走り寄ってきた小さい男の子
「ええ、貴方のお陰で主人と仲直り出来ましたから」
「この間はありがとうな」
『ふふ、それはそれは。さっお好きなお席へどうぞ』
約束通りこの間の主人は家族で来店した
「お兄ちゃん!何があるの?」
『メニューは読めないですよね。お子様ランチございますよ』
「なら、僕それ!」
ニコニコ笑っている少年
顔はよく見れば分かるのでアクアは“役なし”とかは気にしてなかった