第10章 二度目の初夜/警察学校組【降谷贔屓オール夢】
堪える声が、甘くて切なくて。
零の小さく喘ぐような息が、私の下半身を切なく濡らす。
イきたい。
…やっと、零が、言っていた意味がわかった。
「零…っ、んっ、…ここに、…ほしい」
零を押し倒すように跨いで…
「…っ…はしたない、かな…?」
「…あぁ、…はしたなくて…可愛くて、綺麗で……愛してる」
我慢できない、と零が言って…
「ンぁぁぁ…ッッ!!!」
二度目の行為は、快感が強すぎた。
零が下から突き上げるように…沢山あるコンドームを着けずに、子宮を突く。
「まっ、…れい…っ、零…!」
「愛してる…っ、〇〇…愛してる…ッ」
愛してる、その言葉が…嬉しくて。
その言葉が、愛おしくて。
「…れ、い…っ、零…!」
「…濡れすぎ…っ、〇〇…」
「もっと…奥、…っ、零の全部…ほし、い…っ!!」
欲しい。
零の独占欲が。
零のすべてが。
「くっ、そ…っ、…イくぞ…っ」
「零…っ、わたしも…イきたい…っ」
零が頷いて、優しく笑うから…零が、私を押し倒して…激しく乱暴に…子宮を突く。
突きながら、陰茎を零が指で弄って…膣内がきつく零を締め付けた。
私は零にすべて身を任せて…
ただただ、感じることに夢中になった。
舌を絡めて…零が苦しそうで、零の首に腕を回して…もっともっとほしくて。
ああ…きっと私は、こんな私を知りたくなかったから、怖かったんだと…
零の舌を強く吸いながら…絶頂を迎えた。
「っ…〇〇…悪い、中出しした」
「なか、だし…?」
「…あー、…こんなつもりじゃなかったのに」
焦る声に、後悔するような零の言葉。
私の下腹部は、蓋を閉めるように零が抜かなくて…中出し、というのが…零で満たされる膣内のことなのだろうか。
「…〇〇、シャワー浴びるぞ」
「やだ…」
「だめ…〇〇、ピルとか飲んだことないだろ?」
責任はもちろんとるけど、零が言うけど…
「…ピルは、…授業でしか知らない」
「本当……だから、手を出すのに躊躇うんだよ…」
「…でも、…零の赤ちゃんなら…欲しいよ」
零が好きだから。
零の子供なら、私は…
「はぁ…っ、なんなんだよもう…」
「…零…もう一回…シたい」
キスをしながら、腰を揺らせば零が応えてくれて。
大好きな零を、感じることが嬉しくて。
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