第1章 初夜/降谷【警察学校時代】※裏
その答えは、零が陰核を舌で舐めながら…膣内の私の声が少しだけ高くなったところを的確に攻めてくるから
「ぁっ、あッ…んぁああ…ッ」
体が仰け反って…ビクビクと体が震えた。
「それがイくってこと」
零が嬉しそうに抜いた指を舐めて…まだヒクヒクと痙攣する蜜口に…陰茎を突き刺した。喘ぐことしか、できなくて。
…痛みは、快感で上書きされた。
「イったばかりだから…〇〇のナカ、きゅって何度も締め付けて離さないな…」
「あっ、んぁぁッ…れい…っ…」
「〇〇が感じてて、良かった」
感じるとか、そんな簡単な言葉で表せられる快感ではなくて。
零はそんな私の生理的な涙を舌先で舐め…
最初はゆっくりと…でも、そのうち息継ぎする暇もないくらい激しく突いてきて…子宮口に当たる零が、あまりにも…気持ち良さそうだから。
強すぎる快感に意識が飛びそうな中…
「〇〇っ…〇〇…ッ」
最後に覚えてるのは何度も零に名前を呼ばれたことだった。
体が、重い。
腰から下にかかる違和感に顔を歪めた。
温かいのは…布団ではなく、露天風呂だと目を開いて気づいた。
「…〇〇、起きたか?」
「零…」
おはよう、と零が抱きしめてくる。
…零の肌が、直接伝わるから…顔が熱くなって。
「さっきあんなことしたのに、まだ恥ずかしいのか?」
分かってるくせに。
赤くなる私に冗談だよと付け加えて…
「…無理させてごめんな」
「零は…ちゃんと、気持ち良かったかな…?」
「あぁ…またシたいくらい」
「っ…それは無理…っ」
残念、と言って肩が揺れていたのでそれは冗談なんだって分かった。
月明かりが綺麗で。
「…〇〇、ありがとう」
初めてをくれて、と幸せそうな零が胸を締め付けるくらい愛おしくて。
ああ、私…この人になら何をされても良いと口には絶対しないけど、そう、思ってしまって。
「零、…なんか当たってる」
「生理的なものだから気にしなくて良い」
好きな女とこれだけくっついてるからと付け加えられて、零の陰茎が主張してるのが恥ずかしくて。
何かできないのかなって思いながら…思い浮かんだいくつかの行為は、私にはまだ難易度が高くて零の『気にするな』に甘えることにした。
背中から抱きしめられていた体制を、向き合うように体制を変えて、キスをした。
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