• テキストサイズ

【NARUTO】18禁 友達以上恋人未満 カカシ 切甘

第2章 ドキドキ


イルカ先生を好きになったのは、ナルトがトラブルを起こしたあの事件の時だ。

身体を張ってナルトを助けたと聞いて、病院に急いでお見舞いに駆けつけた。

「イ、イルカ先生!!大丈夫ですか??」

背中に大きな傷を負ってしまったと聞いて、泣きそうになりながら向かい、病室なのに、大声を出して取り乱していた。

「あ、さん、大丈夫、心配いりません。すぐに良くなりますから。」

ぱあっと明るく笑顔で笑ってくれて、私は安心したのか、思わず涙が出ていた。

それから、ずっとイルカ先生が気になり、近くにいるだけで、声が聞こえてくるだけで、笑った顔を見るだけで、胸が弾んだ。

出来るだけ良く見せようと自分磨きを頑張っていたが、イルカ先生はあのマドンナが好き。ずっと不毛な恋をしている。

私はイルカ先生の安心させてくれる笑顔が好き、優しくて穏やかで少し明るめな声が好き、みんなからイルカ先生ーって呼ばれて、先生をしている姿が大好き。

誰も気づかない、私だけ、私だけが想いを寄せている。

それが何故、カカシにバレてしまったのだろう。しかし、見てたら分かるバレバレだったようだ。

カカシは、あんまり喜怒哀楽をハッキリ表現しない。どちらかと言えば無口だし、いつもニコニコでは無く、たまに笑う、クールな男性だ。

イルカ先生とカカシだったら、カカシの方が圧倒的にモテる。

でも、私はイルカ先生に惹かれたのだ。

それなのに、私は、私は、今、

カカシとのキスが頭から離れ無くて
このまま最後までやれば…どうなるのか分からない……。

悶々と歩いていたらカカシの家の前に
立っていた。


/ 22ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp