【NARUTO】18禁 友達以上恋人未満 カカシ 切甘
第2章 ドキドキ
うーん、この数歩が踏み出せない、どうしようかなー、と思いながら、木偶の坊のように立っている。
「、早いな、
もう来てくれたんだ。いらっしゃい。」
背後から低い声が聞こえ、振り向けばカカシが立っていて、ビクっと思わず反応してしまう。
「あ、うん、待たしたら悪いかなって思って……あれ、何か買い物?」
茶色の紙袋をさらにビニール袋に入れて帰ってきたようだ。見られたら恥ずかしいもの?と、疑問に思っていたら、カカシが耳元で囁いた。
「無くなってたからね、ゴム。今日使うでしょ?あと、アレも買ってきたよ。」
一気にカーーーっと顔が赤くなる。
アレは意味が分からないが、コンドームは分かる。
「め、免疫ないから…やめて?」
「反応が面白いからムーリ。ほら中に入って?」
カカシの声は、私を意地悪して喜ぶ子供のように、いけずな言い方だ。
「お…お邪魔します」
ゆでダコの私は恥ずかしくてカカシを見れない。その声に反応するように手を恋人同士のように絡めて繋いで引っ張って家の中に入れてくれた。