第16章 両親にご挨拶
「だめだめ!カカシ!もっとラフな格好で大丈夫よ?」
朝食を終え、二人で私の両親に会いに行こうとしてるんだけど、
カカシが正装の姿で
玄関先くつを履いているのだ。
私は化粧をしてたから気がつくのが遅れた。
ああ、すっごくスマートに着こなして本当に格好いいな…
写真撮りたい…
って違う違う!!
(こんな姿で登場されたら、もう大騒ぎ で、私の両親は泡吹いて倒れる!!)
「ん?いやー、やっぱりこういうのはちゃんとしないとダメだし。ね?。」
いや、ね?って言われても…
早く行きたいのかもう、
ドアに手をかけている。
(これでもう、本当に後戻りは出来ない。これもカカシの計画かと考えると、少しわらえた。)
「もういいや、わかりましたよ。カカシ、行きましょうか?」
ニッコリ手を
繋いで外に出た。