第15章 翌日の朝
朝方、何やら暖かくて重量のあるものが身体を覆い、胸の突起を吸われている感覚を感じた。
手でも感じるように触られ、
ビクンっと反応してしまう。
「…っ!ん……。」
何かされていると思い、
目を開けようとするが
瞼が重い。
されるがままになっていると
下へ手を滑らせ、すぐに指を入れてきた。
昨日の感覚がまだ残っているせいで、
思わず吐息を零してしまう。
「…っ、ぁ、…はぁっ……」
「濡れてる…挿れるよ…」
ズンっと奥まで突かれてしまい、快感が瞬く間に広がっていく。
さすがに目が冴えてきて
ゆっくり薄く目を開けると、
興奮を隠せないカカシが
見下ろしている。
「の寝顔みてたら、ムラムラしちゃった。ごめんね」
言葉とは裏腹に
まったく悪びれる素振りもなく
セックスを楽しんでいる。
「もう、カカシ…の…バカ…」
その言葉に頬を染めて
目を細めながら笑みを浮かべている。
「だって、可愛いくて…今だって煽ってるじゃない?ね?」
私を誘うような甘ったるいキスをされ、
朝から激しい欲情を、
カカシから頂いてしまった。