第14章 18禁 余裕がない。
「あ!!ちょっ、…え!」
ガバっと押し倒され、
身体を一気に上の枕にまで
運ばれてしまった。
あまりの手際の良さに
ビックリして、彼を見たが
余裕が全くない。
カカシは、赤く頬を染め、
瞳は濡れてトロンとして
私を見下ろしている。
あまりの色っぽさに
息を飲む。
「…」
カカシは、お目当ての獲物を捕まえたのか、満足気な表情している。
「カカシ?…急に…スイッチ入っちゃった?」
こんなにも余裕がない姿は
見たことがない。
今にも襲ってきそうで、
少し後退りした。
「、
だーめ、逃げんなよ。」
クスクス口角を
上げてニコニコ笑っているが、
彼の吐息は、
興奮を物語るように、
息が荒く熱い。