第13章 本気の気持ち
カカシは真剣な表情に
変わり、私を見つめた。
「、
お前が好きなんだ。
結婚してほしい。」
ハッキリした口調で
結婚の言葉が出てきて
一瞬固まってしまった。
「え…??結婚!?」
まさかいきなりプロポーズに
なるとは想定していなかった。
「結婚して、
俺の妻になって欲しいんだ。
火影の嫁は、大変だと思うけど、
以外、誰とも
結婚するつもりないからね。」
「…カカシ……」
涙が溢れてきて
ちゃんと言わなきゃ
いけないのに、
声が出てこない。
そんな私の頭を
愛しそうに撫でてくれている。
「俺がに告白したのは、実は初めてじゃないんだ。
三年前にも、お前に告白してるんだよ。
忘れてるでしょ?」
「…えっ?!…三年前?」
「うん、三年前、を
おんぶしながら帰った時。」
「…全然記憶ない……嘘……ごめんなさい……」
まさか三年前に言われているなんて、覚えていない。
「いや、覚えてないって分かってたよ。
は酔っ払ってるけど、
もう三年間も会えないんだって思うと、
つい、告白してたんだ。」
苦笑いして、
彼はゆっくり
あの時のことを
教えてくれた。