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【NARUTO】18禁 嫌いな人

第13章 本気の気持ち


夜になり、
壁に掛かる時計を見れば
PM6時30分。

そろそろカカシが
帰ってくるはずだ。

そう思いながら、
火を止めて、味噌を入れ、味噌汁の味を確認していると、気配を感じた。

エプロンを取り、机に置いて、
パタパタとスリッパの音をさせて玄関に向かった。

ガチャっと音がして
ドアが開く。

「おかえりなさい。
お疲れ様、火影様。」

「ふ、…火影様って何よ。」

思わず吹き出してドアを閉め、
靴を脱ぎながら
照れ笑いをしている彼が
たまらなく可愛い。

「ただいま、」

優しく見つめながら

彼は私の頬を触り、
口布を素早く下ろし、
チュッと短い口づけをしてくれた。

あまりに自然すぎて
一気に顔が火照ってしまう。

「っ!…カカシ…」

「何照れてるのよ、今更。
もっとしてるでしょ?」

意地悪く口角を上げるカカシを
直視出来ない。

(何で?…恥ずかしい!
ダメ、本当に、見れない…)

とりあえず目線を逸らした。

この場を逃げたくなるぐらい
恥ずかしい。

「あ、お風呂沸いてるよ、先に入る?」

何とか平然を装って彼に声をかけるが、彼はずっと
私を見つめて悪い顔をしている。

奴は何かを企んでいる顔だ。

「うん、身体疲れてるからお風呂先に入るよ。」

その言葉に
ホッとしてリビングに向かった。




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