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【NARUTO】18禁 嫌いな人

第11章 心の変化



「今日、カカシの好きなオカズ作るね。だから、早く帰ってきてね?待ってるから。」

玄関まで送り届けた時に
声をかけると、
その言葉に、
目をまん丸にして驚いている。

「え?、
何で知ってるの?」

「秋刀魚の塩焼きと、茄子の味噌汁でしょ?確か。違うっけ?それぐらい知ってるよ。有名だもの。」

「いや、合ってるけど…。
あれ?今早く帰ってきてって言ったよね??えっ?」

カカシは軽く
混乱したように喋っている。

私はそんな彼を無視して
ニッコリ笑って彼に
手招きをしてみた。


不思議に思いながら
近づく彼の頭をグイと引き寄せ
片手で口布を下ろし、
まるで誘う様なキスを
私から始めた。

「ん…!」

驚く彼を無視して、
彼の口内に舌を入れて
角度を変えながら
ゆっくり彼の首に手を回し、
濃厚な口付けを、
目を細め、彼を見つめながら続けた。

「ふふっ…いってらっしゃい。
カカシ様。」

ゆっくり離して笑顔を向けるが、カカシは、真っ赤になって
何も言えず固まっている。

「…」

「だって…、カカシ様、
昨日してくれなかったんだもの。
寂しかったの。」


「…っ!!
本気にするから、辞めなよ。」

「本気よ、私は。」

彼の言葉に畳み掛けるように
まっすぐ目を逸らさずに伝えた。

「え…?」

「だから、待ってるから
早く帰ってきてね。いってらっしゃい。」

バイバイっと手を振って
早く行くように促した。

「あ、うん、行ってきます…。」


まだ混乱しているのか、
困惑した表情をしながら
出て行った。

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