第11章 心の変化
次の日の朝、
私はいつもより早く起きて
リビングに向かえば、
カカシは既に起きていて、
朝食を食べていた。
「カカシ、おはよう。
昨日、ごめんなさい。不愉快な思いをさせてしまって…」
「いや、大丈夫だよ?
俺もだいぶ酔ってたからね。
を落とさなくて良かったよ。フラフラだったからね。」
いつもの笑顔を見せてくれて、安心した私は相席に腰掛けた。
「カカシ、今日も仕事?
いつ休みを取っているの?」
彼は祝日だろうが日曜日だろうが、休まず仕事をしている。
昨日の疲れも残っているのだろう、少しお疲れ気味だ。
「まあ、明日は休みを取るよ、さすがに俺も疲れてきたからね。」
そう苦笑いを浮かべながら
席を立ち、
身仕度を始めた。