第10章 嫌いな理由
頬を触りながら、優しい瞳で
私を見つめている。
「昨日の続き…するよ?」
少し言いにくそうに
言う彼は頬を赤らめていた。
ゆっくり近づくのだから、
払いのければいい。
それなのに、何もせず
目を閉じていた。
優しい口付けに翻弄されて
口を少し緩めると、カカシの舌がゆっくり入ってくる。
「ん…」
もっと…触って欲しい。
ずっとこのままでいたい。
もっと…
深いキスをされながら
欲望が溢れていた。
キスをしながら息が荒くなり、興奮していることは、どちらも
分かっている。それなのに辞めれない。
カカシは薄目で
私を見ながら、パジャマにの中に手を入れたが、手を止めた。
「…だめ?」
キスをしながら器用に聞く
カカシに私は感心して微笑んでしまう。
「…いいよ。」
その言葉に安心したように笑みをこぼし、胸をゆっくり触りだした。
「…柔らかいな、…何カップ?」
首すじを舐めるようにキスをしながら聞いてくる。
「…Dカップ…ん…」
「大きいよね、気持ちいい。」
パチンと音が聞こえると同時にブラが緩まり、一気に手のひらが侵入してきた。両手で胸を弄んでいる。
「…
何でされるがままになってるの?
最後までしちゃうよ?
早く言わなきゃ。」
忠告するように意地悪に言うが、彼はまったく辞めようとしない。
むしろ自分自身に
言ってるように感じた。