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【NARUTO】18禁 嫌いな人

第5章 お家



「ここだよ。俺のおうち。」

大きいお家だなーと通り過ぎようとしていたら、
突然、右側から声がした。

思わず掴んでいた右腕を離して
キョロキョロ周りを見渡した。

(いや、デカすぎでしょ…というかこれ、新築…)

「 火影になるしね、…まあ、威厳も大事かなって思って。
ほら、おいでよ。」

グイと引っ張られ、鍵を開けて中に入ると、

大きくて段差のない、
バリアフリーの玄関が広がっている。天井も吹き抜けにより、開放感があふれている。

「凄い…」


思わず言葉をこぼす様に呟いていた。

「最近のお家ってこんなお洒落に出来ているのね、風通しも良さそうだし、あ、大きな窓があるから、昼間は明るくて良さそうね。
火影様、さすがですね。」

私は彼に笑いかけた。


「気に入らなかったら
どうしようかと思って
心配してたんだけど、良かったよ。」


その言葉に一瞬、固まった。

意味がわからなかった。


(私が気に入るか
心配していた…???)


「えーっと、じゃあ、さっそくお邪魔しますね、カカシ様。」

とりあえずスルーしようと
玄関で靴を脱いで上がらせてもらった。

後ろから、小さな溜息が
聞こえたように感じた。


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