第1章 覆される/黄瀬涼太
待て待て待て。痛い?言われてみれば少しキツい気がする。……処女?そんなことないだろ。恐る恐る3本ぶち込んでみると「痛い痛い」と涙を零した。確かにキツい。
「……処女のくせになんでやらせてんだよ」
「相手が……黄瀬くんだから」
この子ってそんなもんなんスかね。処女って大切にするって聞くけど。
「満足させられなくてごめんなさい」
「……そう思うならもっとよがれよ」
むしろ処女ならこんな無理矢理に抱かなかった。思ってもいない発言を彼女にぶつけた。
「続き……ヤるっスよ」
彼女は頭だけ動かし頷いた。また2本の指を入れて動かす。ギシギシいっている気もするがこれで痛いんじゃ俺のモンも入らない。しかし処女を抱くのも久々で居たたまれない。
「あん…黄瀬くんっ、あっ」
彼女が先程示したいいトコを責め続け、潤ってきたころ、段々声色がかわってきた。そろそろかな。
「イっていいっスよ」
「やぁ、怖いっ!……ああぁぁあ!!」
指を激しく動かすと、痛みが快感にかわったみたいで。イってくったりした彼女。
「気持ちよかったんスか?」
「処女のくせに淫乱スね」
真っ赤な顔で瞳を潤ませフルフルと頭を横に振った。天使みたいだった彼女が妖艶に乱れていて思わず自身が膨らんだのがわかった。
「もうそろみょうじさんのナカ、入りたいんスけど」
「は、入る……かな」
濡れ具合的にもう少し感じさせた方がいいか。俺は上半身を下にもっていった。
「えっ黄瀬くん、何して…ひぁあ!」
彼女のナカに舌を突き出す。
「ふゃあ、あぁん、ん…黄瀬くんっ汚いっ、汚いよぉ」
「なに言ってるんスか…気持ちいくせに」
「やぁあんっ」
さっきイったばかりだからか、すぐにビクビクする膣内。
「イっちゃ、イっちゃうよぉ」
瞬間、一番敏感な突起を親指で押すと彼女は叫んでイった。