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気まぐれ生徒会!
第1章 始まりは突然に
会長は頬杖をついてビシッと私に指を向ける。
「お前に拒否権はねぇ」
そんな理不尽な!!
そして、会長は姿勢を正すと目を細める。
「まぁ今日はそれだけ言っておこうと思ってね。もちろんやってくれるよね?」
コロッと声のトーンが少しあがるが、それが逆にまがまがしさをかもし出してるから恐ろしい。
そのニッコリ顔トラウマなんですけど。
というか、圧がすごい、圧がっ!!
――この日、私は苦渋の決断を迫られることになる。
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