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君色に染まりて【イケヴァン長編◆裏】

第10章 狩人のくちづけ【★】


「や、ああぁぁぁ………っ!」

途端襲ってきた強すぎる刺激に、内股をビクビクと硬直させる。


「アイザック、もう……あなたが欲しいの………っ!」

「っ………、そんな顔しないでよ。

歯止めが効かなくなりそう―――。」

アイザックは入口を往復させたのち、ゆっくりと とてもゆっくりと押し入ってくる。


「はあぁぁっ………、ぁ、あ―――っ………!」


深く抱きしめ合いながら、アイザックは早速抽送を開始した。

内奥までがつがつと響くほどゆさぶられ、たまらず彼の背にしがみついた。


「もっと、ゆっくり………っ」


「え?」


「ゆ、ゆっくり動いて………っ」

彼はあやすようなキスを落とし、途端にゆるやかなものへと変えた。


「これでいい………?」

こくこくと何度も頷くが、快感に慣らされた身体はその緩慢な突き上げでは物足りない。


「んぅ………! ひぁ………、ぁああぁあぁ………っ!」


それでも内奥から全身へと広がる甘美な痺れが 彼女の情欲を煽り立てた。


「ひあぁ、………んっ! アイザック、もっと……きて」

たまらず瞳をうるませて、彼を見上げた。


「っ………! 後悔、しないでよっ」

気遣うようだった律動が 次第に深く、激しく、遠慮のないものへと変わっていく。


「はぅ! ぁん、………んんんぅ!」

たまらず彼にしがみつくと、彼は見たこともないほど優しく笑んでいた。


「あああぁっ! もう………駄目ええぇ!」


「アズリ………、好きだよ………。」

「っ………。」

溢れた雫を拭うと、眉根を寄せる。


「アズリ、………アズリッ」

「あああぁっ! あいざっく………!」






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