第10章 狩人のくちづけ【★】
「気持ちいいの?」
「んっ………アイザッ……ク………。」
悩ましげに快感に歪む表情が 答えを教えてくれた。
「アンタがそうやってあえぐと、俺も………。」
密着した下肢から、すでに熱く硬くなっている存在が伝わってくる。
「いいっ………!
ぁんっ………、はぁっ、気持ち……いいっ………!」
言葉にするのはやはり恥ずかしい。
だけどそうすることで、心の枷が取れたように奔放な気分になった。
「あっ………んぅ………っ、アイザック、………いいのぉ………!」
甘い悲鳴を聞いているうちに、彼も我慢できなくなったようで。
他の場所は見向きもせずに、秘めた場所へと手を伸ばしてきて。
くちゅ………。と響いた水音に、茹でられたように顔が熱くなる。
「ほら、聞こえる………?」
彼はわざと大胆に割開き、くちゅりくちゅりと音を響かせながら内側をかきまわす。
そして親指が戯れに花芽に触れると。