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君色に染まりて【イケヴァン長編◆裏】

第10章 狩人のくちづけ【★】


同刻。私室にて、ナポレオンは悩ましく漏れ聞こえる彼女の声を聞いていた。


「アズリ、お前の幸せはどこにあるんだ………?」

できることならば、己の隣りで微笑っていて欲しいと願う。

………だけど。


「アズリ………。」

眼裏に彼女の姿を浮かべ、そっと瞳を閉じた………。
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