第5章 ◆君が居れば、何も要らない*信長、秀吉、家康*
────なぁ、舞?
俺とお前が結ばれたのが運命だって
自惚れてもいいか?
そのくらい、強く惹かれあってるって
俺達は二度と離れないって
馬鹿みたいに、信じてもいいかな
『ひでっ…んんっぁあっ……』
『舞っ…あ、もう……!』
『ぁっあっ…ぁあ………っっ!』
『んぁっ…出るっ…………!』
その一瞬は瞬く
それが繋がって永遠になると……
俺はそう思ってるんだ
だから…一瞬一瞬に願いを込めて
お前だけを愛してると
かけがえのないお前に
全てを捧ぐと誓うから
だから、ずっとずっと一緒に居ような?
今宵は少しばかり乱暴に。
お前に気持ちをぶつけちまったけど、
お前が嬉しいって言うのなら…
たまには、こんな夜もいいのかな?
「愛してる、舞」
今日何度言ったか解らない言葉をまた口にしながら、眠るお前に口づける。
それは、至極のひと時。
俺だけのお前を堪能しながら…
またひとつ、永遠に繋がる一瞬を愛した。
《君が居れば、何も要らない 秀吉ver.》
了