第5章 ◆君が居れば、何も要らない*信長、秀吉、家康*
尽きることのない熱情よ
命と共に、燃え盛れ
そして己を熱く燃やして……
未来永劫、光の如く輝け
『信長様……』
『どうした』
『……愛しています』
『そのような事は知っている』
『今日が一番、愛しています』
『貴様……』
『はい?』
『あんまり煽ると、どうなっても知らんぞ』
愛しているは、伝えても伝えきれないから、
一生かけて、心に身体に教えていく。
だから……
一生愛され続けると約束しろ。
俺は決して、離したりはしない。
一生死ぬまで…いや、死んでも。
────魂は繋がって、貴様と生きる
俺は舞をこの腕に抱きながら、
その夜も永遠の約束をこの身に誓った。
一生守り抜くこと、
変わらず愛し続けること、
必ず…一緒に生きること。
舞は笑顔で頷いて…
恥ずかしそうに頬を染めながら、
その証の口づけを、
優しく俺の唇に落としたのだった。
《君が居れば、何も要らない 信長ver.》
了