• テキストサイズ

Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》

第5章 Fleeting comfort



ふと、ライナーの手が腰に回される。
受け入れそうになったが、胸を押した。

「さ、流石に・・・」

「何もしねぇよ」

「・・・本当に?」

「ああ、本当だ」

ライナーの言葉を聞き、信じるが、手付きがどうもイヤらしい。

「ん、ね・・・ちょっと・・・」

「んん?」

「い、一旦離れよ、ね・・・ん・・・」


唇をキスで塞がれ、座っていたソファーにゆっくり寝かされる。

唇から離れ、首筋にキスを落とされる。

「ん、ふ・・・、や、だ・・・離れて・・・」

「聞こえんな」

「本当にやだ、私浮気相手になりたくない・・・」

「逆だ。お前はあの時からずっと俺の恋人で、お互いにそれを覚えていたなら・・・まだ俺達は恋人同士だ。立場的にはアイツが浮気相手って所か?」

「それはそれでちょっと複雑・・・」


物は言いようだが、ライナーの言葉に結衣はライナーを受け入れてしまった。



/ 136ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp