Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》
第4章 The only being to comfort you
ジムを出た頃には昼過ぎで、カフェの持ち帰りを食べながら車を走らせていた。
「この後、時間あるか?」
「はい、大丈夫ですよ。何かありますか?」
「ああ、良かったらだが夕飯を振る舞わせてくれ。あ、いや、まあ異性の家だしな、変な事はしないがメシだけ・・・と・・・」
ライナーの家・・・!?
結衣が固まっていると、それを見たライナーは焦って「いや、やっぱり何でもない!」と言った。
だが結衣はそれを止めた。
「い・・・行かせてください!」
「お、おう!分かった!」
気迫というか、勢いに押されてライナーが返事した。
それから、少し早い時間だがライナーの家に向かうことになった。