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Rein Carnation《進撃の巨人/ライナー》

第13章 Side Story , Reiner -850-




またキスをする。
離れると、ムッとした顔のルイーゼが目に入った。


「・・・なんか、余裕だね。やっぱり17歳だから?お兄ちゃんみたいな感じだもんね・・・私は全然・・・どうしたらいいか分かんないよ・・・」

「抑えてんだよ。つか、お兄ちゃんって言ってもルイーゼは1個下なだけだぞ?それに俺も交際なんてしたことはねえから一緒だ。正直、どうしたらいいなんて、具体的には俺にも分からん。これから少しずつ知っていけばいい、二人でな」

笑って見せれば、また照れた顔で下を見る。

服も少しはマシになったみたいだ。


「さあ、流石にもう戻らねえとアイツらも心配して・・・」


俺が立ち上がろうとすれば、ルイーゼが手を掴んできた。


「も・・・う、少しだけ・・・二人で居たい・・・」


視線を逸らして言うルイーゼを、壁際に追い込んで堪らずまたキスをした。



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