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【 NARUTO 】18禁 記憶喪失

第1章 記憶喪失



あー早く雨止んで欲しい。
休みの日なのにな。

どこも行く気になれない。
晴れていれば午前中はゴロゴロして、午後は買い物に行こうと思っていたのに、もうお昼が
過ぎている。恨めしい。




……!





トントントン……
突然、

小さいノックが聞こえた。
私は深く呼吸をして自分を落ち着かせ、玄関までゆっくり歩いた。

「はい、何か?」

声の主を
ドアを開ける前から
気がついていたので、
私は声を出しながら開けた。


「…よう、雨凄いね、

綱手様が次の任務で付け加えたい内容があるらしいからって。ほらこれ、書類持ってきたよ。」

「それはご足労ありがとうございます。カカシさん。」

カカシは記憶をなくして以来、
私をと呼んでいる。

当たり前だが、
付き合う前の呼び方に
戻った。

私もカカシさんと呼んでいる。
告白する前まで、私はさん付けしていた。

カカシと呼べばいいのだが、
やっぱり何故か嫌であった。
多分、
それはただ、
私のちいさな強がりだ。

って呼ばれたくない。
思い出さないのに、
名前だけ呼ばれるなんて
虚しいだけだよ。

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