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せんせい

第1章 1



「あんたさー、雄也くんがコクってきたからって調子にのってんじゃねえの?ぁあん?」


斜め下から睨んでくる松崎カナ。

私の顔に貼り付いたガムをゆっくりと剥がしてきた。


「………」


「なんとか言えよ!ムカつく女だなー、こいつ!」


手に持っていたガムを地面に放り投げ捨ててから、私のおなかを蹴ってきた。


いった…。


痛みに顔が歪む。

次の攻撃が来る前におなかを両手でガードした。


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