第6章 6
「あっ、あっ、ぁあっ…ん、ぅっ…あっ…」
「はあ、はあ、しほ…しほぉっ…ん、イッ、きそ…ぁあっ…で、でるっ!」
雄也の動きが止まった。
ぎゅっと目を瞑り、なにかに耐えるような苦悶の表情を浮かべた後、私のナカからするりと抜け出した。
そして、おなかに熱い液体をびしゃりっと掛けられた。
あっ、また…。
おなかと胸、顔にも少し掛かったその液体を指で絡めとった。
「舐めてくれよ」
液体をじっと見ていた私に雄也が微笑みながら言ってきた。
は?これを?
「俺のこと好きなら舐められるだろ?な、頼むよ。」
戸惑う私に尚も懇願してくる雄也。
そして、じっと雄也の顔を見つめて動かない私の指を掴んで、無理矢理唇に押し付けてきた。