第5章 5
全身をかたかたと震わせる真夕とカナを見ているうちに、脅しに屈してしまっている二人に異様にムカついた。
何だよ、この役立たずども!
こんなヤツの言いなりになんてならない!
しかし、抵抗虚しく私は二人が見ている前で、身体を奪われた。
私の後、太田先生は真夕を、それからカナを犯した。
「これでお前らのしたことを揉み消してやるよ。ま、あんまり期待はするな。それと…」
私たちの拘束を解いてくれた。
「このことは、誰にも言うなよ?もし誰かに言ったりしたら…、わかってるな?」
太田先生は、ゆっくりと部屋の隅に歩いて行き、そこからカメラを取り出した。