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【HQ】初恋は叶わない
第3章 さん
けど、
もう遅いんだ。
君は先輩と別れないまま、
俺は初恋を拗らせたまま、
もう7年も経ってしまった。
思わず手に力を込めると、
手に持っていた紙が
クシャッと小さな音を鳴らした。
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