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BanG Dream! もうひとつの物語

第1章  バンドの始まり


ある日、私と里美は羽沢コーヒー店にいて、
私はチーズケーキと紅茶。そして砂糖ミルク多め。
里美は紅茶とモンブラン。砂糖少なめミルク多め。

ドアのノック音で
いらっしゃいませー
と店員は言って
こちらを見ている羽丘女子学園の中学の制服の子が立っていた。

「あれ?風夏じゃん。久しぶり」

という声にびっくりして、「ふぇっ!?」という声をあげて椅子から倒れこむ私。

「え?ふぅーか大丈夫?」
里美が慌てて私を呼び掛ける。

「あっ、ごめんなさい、急に話掛けたから。風夏?大丈夫?」
声を掛けてきたのは私の小学校の同級生、
今は羽丘女子学園に通う私と同い年の佐藤亜澄ちゃんだ。
「平気平気…」
ひょっこりと立ち上がる。

「てかえ?亜澄?なんでここにいるの?」

「なにって、つぐみちゃんに会いに来ただけよ。Afterglowの話の相談でも乗るかな?って」

「あ、く、たーぐ、ろう?」
きょとんとして言う私。
その頃はバンドというものは知らなかったのだ。

「え!?Afterglowを知らないの!?羽丘女子学園で結成した同い年のつぐみちゃんたちのバンドだよ。てかバンドって知ってる?」

バンドってなんだろ…?
食べ物?

私が考え込んでいると
「あの、すみません、亜澄さん?ですか?ふぅーかの知り合い?」
と、里美が声を掛けてきた。
そーいえばこの二人って初対面なんだった。

「あっ、すみません、勝手に。懐かしくて風夏と話し過ぎて…。てかもしかして…あの引退したっていう援堂里美さんですか?テレビよりはリアルで会えるなんてすごく光栄です」

「あの、そこはいいです、あなたは誰ですか?ふぅーかの知り合いなんですよね」里美は強く発言し、風夏が慌てて…

「あっ、ごめんね、さっちゃん。私の小学校の同級生なの。名前は佐藤亜澄ちゃん」
「あっ、そうなんだ…」

里美にそう説明すると、今度は亜澄が声を上げる

「え?風夏、なんで里美さんのことタメ口なの?確か、アイドル経歴とか見ても学年は1つ上でしょ?先輩って言わないとだめでしょ?」

えっと、亜澄ちゃん…あわわわわっ。ど、どど、どうしよう。

「亜澄ちゃん」
里美は亜澄の顔を見てニッコリとして話す
「はい」
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