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お兄ちゃんがうるさいです。

第1章 こんにちわ。



「…もうっ!!」

ガバッと布団を除けて、ある所に走っていく。

私の部屋を出て、ちょっとした廊下の突き当り。
もう1つの部屋。

ノックなんてする間もなく、勢い良くその部屋のドアを開けた。




「〜ねてんせぅわああああああああ!!!」

私の睡眠を妨害した本人は、パソコンの前に座り、マイクに向かって叫ん…。

歌っている最中だった。

気持ちよく歌っていたようだが、私が開けたドアの音にビックリして咄嗟にパソコンを背にした。

「朝からうるさいから!!!」






「やめてお兄ちゃん!!!」

…そう。この人は私の兄。

歌い手の"まふまふ"。
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