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お兄ちゃんがうるさいです。

第1章 こんにちわ。



……うるさい。

まだぬくぬくしたいのに、耳にズケズケと音が入り込んでくる。

掛け布団を丸めて抱いて、抱き枕のようにして寝ていたけど、耳を塞ぎたくて布団を被った。


それでもなお、布団すら通り抜けて私の耳に音が入ってくる。


…いや、正確に言うと声だ。


うるさい。

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