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闇夜の雫【FF15】

第2章 中編


※ぬるいですがR18です。











暖かさなど感じられない舌先がユーリの身体を這う。

ボロボロの服は剥ぎ取られ、寒さが彼女を襲った。

冷たい床と彼の身体に挟まれ、ゾクリと寒気のようなものを感じる。

「…初めてはもっと優しくして欲しかっただろうけど、面倒だから別にいいよね?」

何がどういいのか分からないが、ユーリは好きにしてくれと抵抗しなかった。

そんな彼女にアーデンは面白くなさそうに口元を歪めると、シリンダーのようなものを片手に持ち、乱雑に彼女に秘部に押し当てた。

一体何を?そうユーリが思った時には、冷たいジェル状の何かが体内に入り込んできた。

「……っ!」

驚いて思わずアーデンに縋るように捕まる。
その身体の冷たさに、彼が人間ではないことを思い知らされた。

いや、私も人間ではないか…

ぐちゃりと水音を鳴らし危惧が離れていく。

ユーリは思わず縋ったままのこの状態をどうしようか悩んでいたが、あっさりと振り払われ距離を置かれる。

その仕草に、少しだけ胸が痛んだ。

ぼんやりとアーデンを見上げていると、膝裏に手を回されて両足を大きく割り開かれる。

間に割り込んできた彼の中心に見えたものから思わず目を逸らす。

ユーリの細い身体を床に押さえつけるようにして、アーデンの身体が乗り上げてくる。

経験はないが知識はあるので、次に来るであろう衝撃を想像し、彼女は身を固くする。

そんな彼女の姿をアーデンは気に留めた様子はない。

「…じゃぁ、頑張ってね」

その言葉に、ここにきて初めて彼女の瞳に恐怖の色が宿った。

それに満足したのか、アーデンは冷たい笑みを浮かべるとその身体を推し進める。

「…ひっ…ぁ…がっ…」

そもそも体格的にいきなり入るはずがない。

しかし彼女の考えを裏切るように、徐々に中を暴かれる。

先ほど使われたジェルの影響か、ユーリは思わず彼を押し返すがまるで意味をなさかなった。

思っていたよりすんなり入るからと言っても、気持ちいいわけではない。

感じるのは痛みと得体のしれない苦しみ。


「ははっ、こんな形で復讐できるなんて思わなかったよ」

汚される気分はどう?

彼の言葉は私の向けられたのか、それとも…

ユーリの頬に、一筋の涙が流れ落ちた。

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