君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】
第10章 ☆Bitter+Bitter=Sweet
指を外されてすっかり力が抜けてはいたがオーガズムに達せなくて苦しそうな顔をしていた。
「…チッ、てめぇがグズグズしてっから前戯に1時間以上使っちまったじゃねぇか。」
スカートを捲り下着を脱がせる。
太腿に蜜がゆっくりと垂れていく。
「ケケッ、物欲しそうな顔しやがって。」
蜜が垂れた入口に宛てがわれる避妊具を付けた温もり。
「あ、ぅ…。」
「可愛くお強請り出来たら挿れてやる。」
「や、やだぁ…そんなあたし出来ない…。」
「やってみなきゃ分かんねぇだろ。」
「で、でも…。」
「じゃ、ずっとこのままだな。」
焦らすように先をくっつけたり離したり。
卑劣な水音が響く。
「っ…あたしの中に…入れて…。」
「何を入れんだよ。」
「…妖ちゃんの…中に…入れてください…!」
顔を真っ赤にして言い切った。
「…よく言った。」
ご褒美だ。
囁かれながら彼の大きく反り勃ったものが一気に入り込み彼女の中を満たしていく。
思わず身震いをする。今まで寸止めされていたからか挿れただけで軽く絶頂に達してしまった。
「っ…流石にキツいなぁ…ケケ、どうだ波音。中が畝って体液が溢れてきてんぞ。」
「いやぁ…言うなよぉ…。」
「ケケケ、また締まった。てめぇもしかしてドMか?」
「ち、違うもん。」
「まだ紐解いてねぇのにそんなに感じて…虐められるのが好きなんだな。」
対面座位になってそんな話をしてると快感で忘れていた手首の紐のことに気付く。
「ひ、紐のこと…すっかり忘れてた。」
「阿呆か。」
「だ、だってそれどころじゃねぇんだもん…。」
「気持ち良すぎて考えんのも一苦労ってか?」
さっきから笑いが止まっていないヒル魔。
奥まで入っているのにも関わらず全然顔が変わっていない。
「妖ちゃんは…余裕そうだね…。」
「…ったりめぇだろ。引退したお前とは違って現役だからな。」
対面座位だと動きづらいが深くまで繋がれて、温もりが心地良く感じる。