君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】
第10章 ☆Bitter+Bitter=Sweet
「おい、糞アマ。紐、解いて欲しいか?」
「そりゃあ解いて欲しいよ、早くこの制服脱ぎたいもん。」
ヒル魔は何やら企んでいる様子で波音は若干怯えた顔付を見せる。
「自分の好きな所10個言ったら解いてやらなくもねぇ。」
「え、それだけでいいの?」
「あぁ。それだけでいい。」
じゃあ簡単だよ、と笑顔を見せる彼女だったが、違和感を覚えた。
こんな状態で自分の好きな所10個言う?
こんな…手が使えない状態で?
「絶対何かしてくるだろ!」
「だとしたらどうする?」
ニヤニヤと笑っている悪魔に蝶は何も打つ手がない。
太腿がゾワッとした感覚が走る。
やっぱりそうだ。
予想はしてた。でも抵抗など出来なかった。
「あっ…、」
太腿を触られただけで甘い声が出る。
恥ずかしくて顔が赤くなる。
「ほら、10個言えよ。」
「…っ、文系科目が得意なところ。」
「それから?」
「…ひぇ、っ!」
チュクと厭らしい音が立つ。
スカートのせいで容易に下着に滑り込む事が出来た。
下着越しに指の腹を使って撫でる。
「後9つだ。ほら、早く。」
「う、っ…裁縫が得意なところ…。」
「後8つ。」
「英語が…得意、なところ…」
「まだ7つ残ってるぞ。」
「待って、やだ…段々早くなってる…ふ、ぁ。」
下着越しにも関わらず、膨らんだ芽を彼は指で少しずつ速く動かしていく。
「10個言えるまでイかせねぇからな。」
「ぁ…やだぁ…!」
余りの気持ち良さに思考が途切れ途切れに。
こんなの…考えられるわけがない…。
それに私のいい所って他に何があるの…?