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君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】

第1章 26298時間21分後の再会


ヒル魔「おい!糞マネ!こいつの編入試験の勉強手伝え!」

勢い良く外へ通じるドアを開けるとフィールドで次の試合の為か練習している部員の姿があった。

「扱い荒過ぎだろぉ!ってかあたし泥門高校に入るとはまだ言ってな」

ヒル魔「うるせぇ!お前は泥門に入るんだよ!」

「強制かよ!ふざけんじゃねぇ…!」

ヒル魔「糞マネ!基礎学力はあるから数学だけやらせておけ!いいな!」

まもり「え?!あ、はい…。」

ロープで縛られたままで投げられて地面に叩き付けられた。
胴体が痛い。あいつ…全然変わってねぇ。変わって無さすぎて腹が立つ。

ムサシ「ヒル魔、鏡を本当に入れる気か?」

ヒル魔「…ったりめぇだ。こうでもしねぇとあいつは何するか分からねぇ。」

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「いやぁ、ごめんなさい…えっと、…マネージャーさん?」

「姉崎まもりです。よろしくお願いしますね。」

「あっ…鏡波音です…よろしくお願いします。」

あの場で縄を解かれた私はまもりさんと一緒に誰もいない教室へと行った。

「…ヒル魔くんの考えてる事、やっぱり私には分からないわ。」

「うん、本当に。…いつになってもあいつは何考えてるのか分からん。」

「鏡さんはヒル魔君達とどういう関係なの?」

やはり質問から始まるよね。予想はしてたよ。

「中学生の時からの幼馴染…って所かな。アメフトのマネージャーでは無かったけど…それなりにサポートしてたんだ。」

思い出すな。初めて会った日の出来事。

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