君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】
第6章 ☆学園祭の裏側
絶頂に達したことで蜜口の湿り気はさらに増して漸く指を入れられるぐらいまでになった。
「入れるの、怖い。」
「十分に慣らした。痛くはねぇはずだ。」
快感に怯えながら僅かながら抵抗する彼女にヒル魔は頭をポンと叩いた。
それでもうっすらと涙目を浮かべながら横に首を振る。
「…仕方ねぇ。」
何を考えたのか、ヒル魔は波音の脚を大きく開かせる。
「なにすんだ、よ」
彼の顔が見えなくなる。彼女の目線から見えるのは彼の整った金の髪だけだ。
自分でも見たことの無い部分を彼に見られている。
「恥ずか、っひゃあ!」
ぬぷ、っと水音が立つ。
交接器から生暖かい感触が伝わる。
「汚いっ」
そんな風に言っても彼は辞めずに蜜の味を楽しむ。
つう、っと柔らかな舌が過ぎ去ったかと思うと軽く吸われるように刺激が加わる。
「…糞アマ、どんだけ飴食ってんだ。」
「あっ、飴?」
「てめぇの身体甘ぇんだよ!」
「んな事言われても…し、らねぇよ…。」
溢れてきた体液の入口から口を離すと再度彼女の顔を見る。
恥ずかしそうに左腕で目全体を覆っていた。
「隠すんじゃねぇ。」
ヒル魔は波音に覆い被さって手を退かす。
「甘ぇのは大嫌いだが…」
その光景に思わず彼は舌舐めずりをする。
「いい顔してやがる、波音。」
瞳は潤んで涙目。
口端には、たらり、と涎が垂れていて、
すっかり雌の顔になっていた。