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君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】

第6章 ☆学園祭の裏側


悪魔は人間にまた口付けを始めた。

それと同時に柔らかい胸を手で包み込み感触を確かめる。

彼の強引な行動に波音は付いていくしかなかった。
緊張で硬直していた身体は力が抜け、胸からの刺激がくすぐったい。
ヒル魔は彼女の顔を見ながら乳房の頂を弾く。

「んっ」

いつもの彼女からは滅多に出ない声がキス途中に漏れた。

唇を離すと今度は耳を弄ぶ。

耳朶を優しく甘噛みされ、軟骨部分を舌で舐める。
耳の小さな空間もしたが入り込み、ちゅぷ、と小さな音を立てる。

普通に聞くと小さい音だが、耳を弄ばれる彼女にとっては激しい水音に感じた。

「っ、はぁ、あ…、」

耳と胸で感じながらベッドシーツを掴む。
こんな感触、生まれて初めて…。

初な反応を相手に見せつけて萎えない相手などいない。

彼女の愛くるしい声が気に入ったようで彼の顔は笑っていた。
こいつの知らない顔をもっと知りてぇ。

胸の谷間に顔を埋めた彼はそのまま左乳房の突先に唇を押した。

ピクッ、上半身が跳ねる。
舌を滑り込ませて吸い付く。
吸い付いては転がして、転がしてはまた吸って。

乙女はその刺激に耐えるので精一杯だった。
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