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君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】

第6章 ☆学園祭の裏側


〜Narrator side〜

彼女が座るや否やヒル魔は波音を押し倒す。

2人は見詰め合って優しい口付けを交わす。
漸くしっかりとしたキスが出来て彼女は嬉しかった。

勿論、唇だけのキスだけで終わるはずがない。
一旦唇を離し、再度口付けを交わす。

次は舌が入り混んでくる深いキス。
ねっとりと息が出来なくなるぐらいに熱いディープキスをする。
唾液が絡まる音と段々荒くなっていく吐息。
これだけで自分じゃなくなっていくような感覚になった。
長く濃厚な口付けを交わして2人は顔を離す。
唇を離すと唾液の糸を引いた。

「苦し、っ…。」

「いつもの威勢はどうした、波音。」

「そんな、余裕ない…。」

「物欲しそうな顔してやがんな…お前、ビッチか。」

「違う…!初めてだもん。」

「冗談だ、ケケケッ。」

むぅ、と頬を膨らませてる顔が彼にとっては愛らしく感じるみたいでからかいたくなるようだ。

彼女の巻いているバスタオルを取り払う。

「恥ずかしいから…あんまり見ないで…。」

華奢な身体付きではあったが、小さい背の割には豊満な胸でくびれがあり綺麗な身体だった。

「…悪くねえ。」

純白な肌に唆られた彼は優しくしながらも逃がさないように彼女を染め上げていく。
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