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君との距離は3yard 【アイシールド21長編R18物語】

第12章 神龍寺ナーガ


栗ちゃんが入ろうとしていた神龍寺ナーガ。

でもあいつのせいで入学取り消しになってしまった。

その時の顔が忘れられない。絶望した表情が頭に強くこびりついて離れない。

人目を引く黒いドレッド頭。
レンズが水色がかったサングラス。

ヒル魔と同じぐらい、いや…もっと怖い悪魔かもしれない。

金剛阿含。

それが奴の名前だ。

天才。本当に奴には…弱点がない。
兄とは比べ物にならないぐらいの最凶で最強なのである。

神龍寺ナーガが順番を引く。

「あ そっか。アイシールドがどうとかウザイの あいつか〜。」

キャプテンか神龍寺の誰かが引いたボールを奴は奪い取るや否やボールがセナくんの方へ飛ばす。

セナ「へ?」

瞬間的にセナくんは何とかギリギリその最速スピードで来るボールを交わす。

もし当たっていたら…右目を失明してたかもしれない。
ヒヤヒヤしたぁ。

番号は…4。

まさか泥門デビルバッツが神龍寺ナーガと1回戦で戦うなんて想いもよらなかった。

「「ええええええぇぇぇ!!!」」

そりゃあ全員ええええって叫びたくもなるよ。
今回に関してはこんな強豪に勝てないと思う。
いや勝てるわけないと思う。

あたしはその場を後にした。

この上なく不機嫌になってしまって顔を見せたくなかったから。
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