• テキストサイズ

【ハイキュー!!】Straight Frost

第2章 最終兵器 ⚠



少し落ち着いてきたのでテーブルを拭いた後、避妊具を手に取り自室へ持っていく。机の上に置くのは気が引けて下着を入れている引き出しの奥に隠すように閉まった。明日の準備を終えベッドに潜り込む。ふわふわの猫のぬいぐるみを抱き寄せ頭を撫でる。大きすぎず小さすぎないサイズ感で大変抱き心地が良い。垂れ耳をふにふに触ったり小さな手をぷらぷらさせたり落ち着かない様子だ。


「(スーーーーーーッ)ふぁ〜…やっぱりいいにおい〜…♪」


もふっと顔を埋めて思いっきり嗅ぐ。どうやらこうすると落ち着くようで、ぎゅ〜っと抱き締めもふもふを堪能した。しばらくすると睡魔に襲われいつの間にか寝ていた。


「お疲れ様〜♪ちょっと共有したいことがあって!」

「わかった!」


体育館の隅っこで座りながら田中と共有する。他の部員は休憩をとったり自主練したりと各々の時間を過ごしていた。
話してる最中たまたま田中の左腕に胸が当たり気にせず話していた。当たっているだけなのになぜか下腹部が熱を持ち、耐えきれず声が漏れてしまった。
それに気付いたのは田中だけで


「どうした○○○○○○?」


と無表情で顔を近付けてくる。少し聞き取りづらかったので彼の方を向いて「え?」と伺う。
私の口が半開きになったところを見計らったかのように舌を入れられキスされた。
とても長いキスで恥ずかしさのあまり離れようとしたが、左手で頭を抑えられ離してくれなかった。下腹部の熱がしつこくズクンズクンと主張する。他のメンツはこちらの空間などハナから存在していないような素振りで練習に励んでいる。熱に耐えきれず自身の舌を入れるとより深く口付けてきた。


「っ…!」


階段を踏み外した時の衝撃が全身に奔る。始めに視界に入ったのは猫のぬいぐるみ。


「ゆめ……」


夢と思えないほどリアルな感触が忘れられず、唇に指を当てる。
キスってあんな風に気持ちいいのかな…いやいや夢で起こったことだからそんなに期待しないでおこう。
そっとぬいぐるみを抱き寄せ眠りについた。
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp