第6章 Q.E.D
「ウィルソンさん…!」
ジョージが打たれた方向にはジャックが拳銃を持って立っていた
「なぜ、あなたがここに!」
「こいつに簡単に死なれたら、リリーも他の奴らもあの世じゃ恨みたりねーだろ」
ジャックはジョージの元へ近寄り、胸ぐらをつかむ
「これはてめぇが俺に殴った返しだ。それと、この一発はリリーを殴ったぶんだ!」
「うっ…!」
ジャックはジョージの腹に一発殴る
「な、何してるんです…!ウィルソンさん!」
「刑事さん。勝手に邪魔して悪かったな…俺も捕まえてくれよ」
「っ…とにかくお二人共、署までご同行を…!」
「あぁ、いくらでも話してやるさ」
ジャックはそう言いジョージを抱える
しばらくして警察の応援が来た
その後2人は署まで同行し、ジャックは事情聴取
ジョージは無期限の懲役の判決が降った