第16章 私は、愛を求め彷徨う【飯田&緑谷/闇裏→後半BL】
『え、同級生で恋人…って事は15歳なの!?この見た目で!?普通に私より年上だと思ってたわ!』
「……よく年上に間違われるから何もいうまい。だが、君何故緑谷くんを知っているんだ?」
『一時期付き合っていたのよ、すぐ別れたけど』
「そうだったのか…」
話していると外からドンドンドン!とものすごい勢いで扉を叩く音が聞こえて来た。
「飯田くん!いるんだろ!?助けに来たよ!」
「この声!緑谷くんっ!!」
『な、んで…?』
「ここに連れ込まれた時に位置情報と部屋番号をラインで緑谷くんに送ったからな」
そう言って飯田と呼ばれた彼はズボンを履き直し外に定期を落としたから開けてくれと嘘の電話をしてフロントに自動ロック式の扉を開けさせた。
ロックが空いて出久くんが飛び出して来た。
「大丈夫?飯田くん、怪我ない?」
「あぁ、大丈夫だ」
「……あ!あなたは…楓さん?」
『出久くん、久しぶり…』
私は鞄から媚薬を取り出し、それを口に含んだ後出久くんに歩み寄りねっとりとした再開の口付けを交わす
「んっ…ふぁ、あっ….//////」
『っ…はぁ、ちゅ…///』
すると飯田くんが私と出久くんの間に割って入ってきた。
「やめろ!緑谷くんはあなたの恋人だったかも知れないがそれはもう過去の話だ!!今は俺の恋人だ!」
『んふっ…嫉妬?可愛い〜たまには高校生2人相手するのも悪くないわね』
「何を言っているんだ!緑谷くん帰ろう!!…み、どりや、くん?」
即効性の媚薬を口移しされた出久くんは呼吸が荒くなって身体の疼きを止めようと自分の身体を抱きしめていた。
「貴様!緑谷くんに何をっ!」
『何って?即効性の媚薬を飲ませたのよー?口移しでね♡』
唇を舌舐めずりしていると飯田くんが私の胸ぐらを掴んで来た。
私との顔の距離が近づいた隙に私は飯田くんとも口付けを交わす
「…っはぁ、く…ふぁ...//////」
『…ふっ、ァ、っはぁ…んっ///』
口の中に僅かに残っていた媚薬を飯田くんの口の中に流し込む
「っはぁ…はぁ…貴様っ!俺にも媚薬を…!?」
『ふふっ…さぁ、楽しい楽しい乱交パーティーを始めましょ?』
飯田くんに掛けた手錠を外し、硬くなった2人の若いおちんちんを目の前に私は完全に色狂っていた。