第2章 快楽の悪夢【上鳴電気/微裏】
透ちゃんリクエストの爆豪裏夢を更新しながら25時から始まる好きなアニメの放送開始を待つ為共同スペースで夜更かしを決め込む事にした
時刻は夜の0時を回っていた
誰もいない共同スペースに1人でいる事に何となく優越感を感じていた
テーブルの上にはホットミルクと小説書く上でイメージを沸かせるために授業中スケッチした爆豪くんのイラストとこれまた授業中に走り書きしたエッチなシーンのプロット。
それを元に爆豪裏夢はスラスラ進んでいった
『半分野郎に色目使ってんじゃねぇよ!お前は俺の女だろ?……ってセリフはやっぱ爆豪くんらしくない、かな?』
『……ん?これ爆豪くんの上乗って騎乗位させようかと思ったけど…爆豪くん俺を見下ろしてんじゃねぇ!とか言いそうかな?やっぱここ立ちバックにした方が……』
時折出る独り言は最早夢小説書くときの私の癖
上鳴「うん、立ちバックの方がいいんじゃね?」
私の独り言に誰かが答える日が来るなんて思いもしなかった私は
勢いよく声の元である真後ろを振り返った
真後ろにはガリガリ君ソーダ味を食べながら立っている上鳴電気
彼は私の携帯を奪い取り更新中のエロシーンを声を出して読み上げた。
上鳴「【半分野郎に色目使ってんじゃねぇよ!お前は俺の女だろ?そういうと勝己は私の蜜部に指を入れグジュグジュと掻き回しながら深いキスを繰り返す。そして十分に慣れたあそこに勝己の硬くそりたったモノが当てられ……】わー…なにこの小説!エッロ!!」
『わぁぁぁあ!やめて!!返してぇぇ/////』
恥ずかしさで顔から火が出そうな私は必死で上鳴くんから携帯を取り返そうとするけれど上鳴くんは私を避けながら私の携帯で夢小説を黙読し始める
数分後には読み終わったのか大人しく携帯を返してくれたが代わりにとんでもないことを私に言ってきた
上鳴「うん、面白かった!高橋お前文才あるな!すげえよ
面白かったから爆豪にもこのサイト教えてあげたいなぁ〜」
そういう上鳴くんは私に意地の悪い笑みを浮かべた