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歪な夢のカケラ【ヒロアカ裏メインの短編集】

第6章 快楽の悪夢3【爆豪勝己/裏】




2時間前…19:30
場所は共同スペース

上鳴電気はソファーに座って携帯画面を見ながらニヤついていた

そう、電気は最近高橋楓が書いた夢小説を読むことにハマっている

弱みを握って処女を奪ったあの日
楓から鍵付きページのパスワードを無理矢理聞き出し
クラスの男子達の夢小説を読みあされるようになって以来、
彼女の書いた夢小説のファンになっていた

上鳴「(楓の奴…あんな可愛い顔してこんなエロいの共同スペースで書いてんだもんなぁ〜
爆豪や轟が知ったら本当どんな反応すんだろうな〜
ま、俺からは絶対に教えねぇけど…)」

ニヤニヤしながら夢小説を読んでる上鳴

切島「おい!上鳴〜飯もうできてんぞ…
ん?お前何読んでんだ?」

上鳴「え?…あ、ちょ!返せよ!!」

切島は上鳴の携帯を奪い取り、小説を黙読した

切島「うぁあ〜…エロっ!
上鳴こんなの読む趣味あんのかよ!
おい爆豪!上鳴こんなの読んでたぞ〜!!」

上鳴「ちょ!切島っ!!」

切島はテレビを見ながら晩御飯を食べる爆豪に
上鳴の携帯を渡した

爆豪「テメェらうるせぇぞ!飯ん時くらい大人しくしてろ!!」
そう言いながらも爆豪は切島から渡された上鳴の携帯を奪い取り
その画面を見た

そこに映されているのは自分を題材にしたエロい小説

爆豪は画面を見て固まった

切島・上鳴「「…………ば、爆豪?」」

固まった爆豪を心配そうに見る切島と上鳴

爆豪「…おい、これ誰が書いてんだ?」

爆豪のいつもよりもドスの効いた声が響く

切島「さぁ?俺はしらねぇよ!上鳴が読んでた奴だし!!」

上鳴「うぇ!?」


爆豪「おい、アホ面….テメェ知ってんだろ?
教えろよ?」

いつものキレ方とは違った静かな爆豪の怒りに上鳴は
完全に腰を抜かしていた

上鳴「………楓が、書いた小説」

震える唇でそう答えると上鳴は今まで楓との間にあったことを洗いざらい全部爆豪に打ち明けた

爆豪「……ふーん、成る程な」

それだけ聞いた爆豪は晩御飯を全て平らげ、楓の部屋に向かった。

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