第5章 私の彼氏がただの変態だった件【轟焦凍/下ネタ】
学校に着く頃にはもう焦凍のセクハラ行為に疲れ果てげんなりしていた
焦凍「どうした?元気ないな」
『誰のせいよっ!?』
怒鳴りつけるが焦凍には全く響かないのが分かりさっきよりさらにげんなりする
一限目の英語の授業中、焦凍から一枚の紙切れが回ってきた
その紙切れにはこう書いてあった
【朝1番大事なことを聞き忘れた
今日のパンツ何色なんだ?】
無言で破り捨てた!
二限目の国語の授業中、焦凍から一枚の紙切れが回ってきた
その紙切れにはこう書いてあった
【今日の放課後俺の部屋に来い
パンツの色をじかに確認さ
無言で破り捨てた!!
三限目の数学の授業中………
無言で破り捨てた!!!
授業中でも容赦ないセクハラに疲れ果てた私はついに担任の相澤先生に相談した
『…相澤先生、轟くんがセクハラしてくるので席変えしても良いですか?』
相澤「んー、そういうのこの短編集だと原則禁止だから」
なんか意味わからない理由で断られた。
そしてお昼
焦凍「楓、温かくないそば持ってきたぞ」
私に蕎麦を食べさせようとする焦凍
『……焦凍、朝も蕎麦だったんだけど?』
焦凍「それがどうした?蕎麦は米よりも先に食べられていたと言われるほど日本人にとっては馴染み深い食べ物であり、同じ炭水化物の米やパンよりGI値が少なく54しかない低GI食品だからダイエットにも効果的だ。ちなみに米のGI値は84、食パンは91だ。
まぁ俺は楓なら痩せていてもぽっちゃりしていても好きだから安心しろ。というか、楓はもっとたくさん食べたほうがいい。たくさん食べる楓が可愛くて可愛くて性的に捕食したくな…
『焦凍、やめて気持ち悪い』
ぴしゃりと言い放ち、私は急いで蕎麦を平らげ焦凍を置いて走り去るも焦凍の方が足が速いためすぐ追いつかれる
焦凍「もっとよく噛んで食べないと消化に悪い
食器は俺が置いてくるからそれ寄越せ」
『…ほっといてよ』
早足で歩くも、その早足に焦凍は難なく付いてくる
ヒーロー基礎学の授業
今日はヒーローコスチュームを身に纏い、救助訓練を行う
どこかの建物の上にいるオールマイトの所までいかに早く着くかを競う授業
なお、どの建物にオールマイトがいるかは私達には知らされていない