第4章 平和の象徴オリジン【学生時代オールマイト/裏】
俊典「…楓、好きだ。私には君がいないとダメだ…楓と私の子供らがいつまでも笑っていられるようなそんな家庭を築いていきたい!
高校を卒業したら私と結婚してくれないか?」
『俊典くんっ…ありがとう嬉しい!
私、世界一幸せよっ…!
私俊典くんの子供が欲しいっ!!高校卒業したら、たくさんの俊典くんの子供に囲まれた幸せな家庭を作りたい』
俊典「…あぁ、私も君にそう言ってもらえて嬉しいよ!幸せだ…私は平和の象徴を目指す!!
君も家庭もこの世界も守る。
君に私が平和の象徴になる為の手助けをして欲しい、君じゃなきゃダメだ」
『……喜んで!オールマイト!!』
私は涙を流しながら俊典くんとキスをした
アレから何年もの月日が経った…
私たちが結婚する前に俊典くんはNO1ヒーロー、平和の象徴の称号を受けこの世界1のヒーローになる夢を叶えた。
それと同時に彼の身体はボロボロになっていった
夢が叶って忙しい彼を応援するため結婚の話は流れた
そして、私も…
今は入院生活を余儀なくされている
私の個性、漢方薬は得た知識を元に頭の中で漢方薬を調合して指から薬を出すものだ
けどこの個性、身体の免疫力を犠牲にして漢方薬を作り出す個性だという事が数年前人間ドックに行った時判明した
判明した時にはもう余命幾ばくもない状態で、私は後数日生きれるかどうかもわからない
平和の象徴となった俊典くんは私がこういう状況なのも知らない。
彼は私のところに来るような暇もなく毎日ボロボロになりながらも戦い続けている
言えるわけがない
負担になる事が分かっているのだから…
夢を叶えて一生懸命頑張ってる彼に余計な心配はかけたくない